資産が災いになる理由|終活で必要なのは投資の実学だった
終活というと、「資産をいくら残すか」「相続税をどうするか」といった話になりがちです。
けれど、僕はそれが本質だとは思っていません。
資産は、残し方や扱い方を間違えると、
人を守るどころか、人生を大きく狂わせる災いになります。
実際に、僕の親族では遺産相続をきっかけに深刻なトラブルが起きました。
問題だったのは、資産額の多さではありません。
- なぜその資産があるのか
- どう扱ってほしかったのか
- そもそも、どう使えばいいのか
こうしたことが、何ひとつ共有されていなかったのです。
いざです。X(Twitter)、Youtube やってます。
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人は寿命で死ぬ。でも資産は死なない
人は必ず寿命で死にます。
これは誰にも避けられません。
一方で、資産はどうでしょうか。
インデックス投資やETFのような金融資産は、
運用を続けていれば、所有者が亡くなったあとも増え続ける可能性があります。
つまり、
- 人の寿命には終わりがある
- しかし、資産の寿命には終わりがない
このズレを放置すると、
資産は簡単に「祝福」から「災い」へと変わってしまいます。
『DIE WITH ZERO』に共感しつつ、僕が資産を残す理由
『DIE WITH ZERO』では、
**「死ぬまでに資産を使い切るべきだ」**という考え方が語られています。
この思想はとても合理的で、
僕自身も強く共感している部分があります。
ただ、最終的な結論は少し違います。
僕は、一定額の資産は残す派です。
理由はシンプルで、
資産があることで、将来への不安が確実に減るから。
病気、介護、制度変更、予測不能な出来事。
人生には、自分ではコントロールできないリスクが常に存在します。
資産は「贅沢のため」だけでなく、
冷静な判断をするための土台でもある。
そう考えています。
資産が災いになる本当の原因は「コミュニケーション不足」と「知識不足」
資産が災いになる原因は、
「お金が多すぎるから」ではありません。
本当の原因は、
- 資産について話し合われていない
- 考え方が共有されていない
- 扱い方を誰も分かっていない
このコミュニケーション不足と知識不足です。
特に致命的なのは、
投資を“実体験として”学んでいないこと。
知識ではなく「投資の実学」がなければ、資産は人を守れない
投資の本を読んだことがある。
話を聞いたことがある。
それだけでは不十分だと思っています。
- 暴落を経験したか
- 含み損に耐えたことがあるか
- 自分の判断で買い、失敗したことがあるか
こうした実体験=投資の実学がなければ、
資産は守りにも武器にもなりません。
むしろ、
「よく分からないもの」
「怖いもの」
として扱われ、
最悪のタイミングで手放してしまう可能性すらあります。
だから僕は、家族全員が投資家であり起業家になれる場を整えている
僕が目指しているのは、
自分だけが資産を運用できる状態ではありません。
家族全員が、資産について考え、判断できる状態です。
投資家とは、
株を買う人のことではなく、
未来に対して資本を配分できる人。
起業家とは、
会社を作る人のことではなく、
自分で考え、挑戦し、責任を取れる人。
その土台となる考え方を、
日々の会話や、このブログを通じて共有していきたいと思っています。
【終活の実務】僕が死んだときにやってほしいことリスト(概要)
※パスワードや金額は一切載せません。
まず確認してほしいこと
- 死亡届などの基本的な手続き
- 葬儀・火葬の希望(別途まとめたメモ参照)
- 保険の有無と保険会社
金融資産の全体像を把握する
- 銀行口座(生活費用)
- 証券口座(SBI証券・楽天証券など)
- iDeCo・企業DC
- NISA(本人・妻・子ども)
「どこに、何があるか」だけ分かれば十分です。
資産運用の基本方針
- 長期・分散・低コスト
- 暴落時に慌てて売らなくていい
- 分からなければ専門家に相談してOK
判断を急がなくていい。
それだけで、遺族の負担は大きく減ります。
終活は一度やって終わりではない
制度は変わります。
家族の状況も変わります。
だから、この終活記事は
未完成であり続ける前提です。
終活とは、
死ぬ準備ではなく、
生き方と考え方をアップデートし続ける行為だと思っています。
まとめ|資産を残すより、資産を扱える人を残したい
終活とは、
資産を残すことではなく、
資産の扱い方と考え方を残すこと。
そしてそれは、
残された家族の人生を守るための準備だと、僕は考えています。

