サイドFIREを目指していると、自然と「お金」「時間」「自由」のバランスを考えるようになります。
その延長で、最近は「家を買う」というテーマが頭に浮かぶようになりました。
賃貸で身軽に生きるのも一つの自由。
でも、サラリーマンとして住宅ローンが組める“今”のうちに拠点を持っておくのも、
FIREを見据えた一つの戦略かもしれません。
新築か、中古か。浪費か、投資か。
自分なりに感じていることを、ここに整理しておきます。
いざです。X(Twitter)、Youtube やってます。
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はじめに:FIREを目指す中で、家のことを考え始めた
サイドFIREを意識し始めてから、「家をどうするか」というテーマがずっと頭の片隅にありました。
賃貸で自由に動くのもいいけれど、サラリーマンとして住宅ローンが組める今のうちに、拠点を持っておくのも悪くないかも──そんな気持ちが少しずつ強くなっています。
FIREを目指すなら“支出の最適化”が大切。
そして、住宅費は人生で最も大きな固定費のひとつ。
「家を買う=リスク」ではなく、「生活コストを固定化する=戦略」として見る視点もあると思います。
新築も魅力的だけど、空き家や中古も気になっている
最初は「どうせ買うなら新築注文住宅!」と夢を描いていました。
理想の間取りに、快適な断熱性能、家族が笑顔で暮らせる空間──
でも、最近は中古住宅や空き家にも魅力を感じています。
築25年前後の家って、建物の評価額はほぼゼロ。
つまり、土地代だけで買える家が多い。
そんな物件を見つけて、セルフリフォームで自分の手で直していくのも面白そうだなと感じています。
しかも、ある程度リフォームしたあとに「売ってもいいし、建て直してもいい」。
柔軟に動ける選択肢があるのも、中古住宅のいいところです。
住まいも“投資”と“浪費”の間にある
家って「浪費」と言われがちですが、
自分や家族のQOL(生活の質)を上げる投資だと考えれば、それも一つの“リターン”です。
特に立地がいい場所なら、
「住んでも良し」「貸しても良し」「売っても良し」。
これなら、単なる“消費”ではなく、自由を確保するための投資に近いかもしれません。
サラリーマンのうちにローンを組むという“タイムリミット”
FIREを目指す人にとって盲点なのが、『ローン審査は信用で決まる』という現実。
独立や退職後は、たとえ資産があってもローンが通りづらくなります。
つまり、「会社員であるうちにローンを組む」ことは、
信用力を活かした最後のチャンスでもある。
この信用を“人生の土台づくり”に使うのは、合理的な戦略だと思っています。

今考えている方向性
現時点では、こんな感じのイメージを持っています。
項目 | 新築(注文住宅) | 中古・空き家セルフリフォーム |
---|---|---|
初期費用 | 高い | 安い |
自由度 | 高い(間取り・設備) | 高い(DIY・リノベ) |
維持費 | 低め | 少し高め(修繕あり) |
リセール | 強い立地なら◎ | 土地値が下支え |
感情面 | 満足感・安心感 | 愛着・成長感 |
FIREとの相性 | △(初期投資重い) | ◎(低コスト・柔軟) |
正直、どちらもアリだと思っています。
「立地ヨシの注文住宅」も浪費と割り切れば後悔しないし、
「築古をリフォームして資産化」も、DIY的な楽しさがある。
今は「どんな暮らしをしたいか」を見つめ直している段階です。
まとめ:家もFIRE戦略の一部にできる
家を持つこと=縛られる、という考え方もありますが、
今の自分にとっては「家を持つことで選択肢を増やせる」と感じています。
拠点があると、家族との生活も安定し、FIRE後の暮らしもイメージしやすい。
いずれにせよ、浪費ではなく“自由のための戦略”としての家選びをしたい。
そんな気持ちで、今日も物件サイトを眺めています。
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