家族のパスワード共有は1Passwordで解決|我が家の仕組み公開
独身の頃は、自分ひとりの最適化だけ考えればよかったです。
でも家族を持つと、管理対象が一気に増えます。
よくあるのがこのあたりです。
- 家族用の銀行口座(家賃の振込・引落し用)
- 家族用クレカ(生活費の一本化)
- ファミリー契約のサブスク(Amazonプライムなど)
- 銀行のダイレクト(振込や各種支払い)
新しい口座やサービスが増えるほど、IDとパスワードが増殖します。
いざです。X(Twitter)、Youtube やってます。
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パスワードを「覚えやすくして使い回す」と危ないです
家族共有が絡むと、ついこうなりがちです。
- 覚えやすいパスワードにする
- 似たパスワードを使い回す
- メモ帳やLINEで送る
でもこれ、どれも脆弱性が上がります。
1つ漏れたら芋づる式に突破される可能性があるからです。
家計の口座や家族のサブスクは、漏れた時の被害が大きいです。
だから僕は、「覚える」運用をやめることにしました。
そこで我が家が取り入れたのが「1Password」です
僕は独身時代から1Passwordを使っていました。
気に入っている理由はシンプルで、
- 強固なパスワードをいくつ作っても
- 覚えるのはマスターパスワードだけでOK
- 保存・自動入力・管理が楽
という「人間の記憶力に依存しない仕組み」が作れるからです。
さらに、家族運用では「共有」と「個人」を分けて管理できるのが強いです。
我が家の結論:「共有したいものだけ共有」します
家族でパスワード共有と聞くと、「全部見られるの?」と不安になりがちです。
でも僕がやりたかったのはそれではありません。
- 共有したいもの → 共有用の箱(共有ボルト)
- 個人のもの → 個人用の箱(個人ボルト)
というふうに、最初から分離した運用にしました。
我が家の設計図(仕組み)
全体像
- 家族用のメールアドレスを作ります(Gmailで充分)
- 家族用メールで1Passwordのファミリーを契約します
- 家族用メールを“親(管理側)”にして、僕と妻のメールアドレスをメンバーとして招待し、運用を統合します
この設計にした意図
この形にした理由は3つあります。
- それぞれの個別パスワードには触れないため 僕も妻も、個人領域は個人領域のまま守れます。
- 共有したいパスワードだけを共有に寄せるため 家計口座、家族クレカ、サブスク、Wi-Fiなど、必要なものだけ共有できます。
- 万が一の別離でも移管しやすい形にするため 共有を解除し、共有ボルト内の重要情報を変更すれば、影響範囲を小さくできます。
「共有は最小限、個人は独立」が、僕の安心できるラインでした。
「離婚したらどうする?」まで想定しておきます
縁起でもないですが、仕組みは“最悪”でテストした方が強いです。
僕が想定しているのは次の流れです。
- 別離が現実味を帯びたら、重要パスワードは必ず変更します(銀行・メール・主要サブスク等)
- 共有相手を解除(メンバー削除)
- 共有ボルトの棚卸し(残す/消す/変更する)
「共有していたから終わり」ではなく、出口戦略がある共有にしておくのが大事だと思います。
共有ボルトに入れるものチェックリスト(我が家の基準)
ここからは、僕が実際に「共有ボルト」に入れるものを整理する時のチェックリストです。
このままコピペして、自分の家庭に合わせて削ったり足したりして使えます。
家計の“お金”まわり(最優先)
- 家族用銀行口座(ログインID/パス、支店/口座番号のメモも)
- ネットバンキング(振込・家賃支払いに使う)
- 家族用クレカ(会員サイト、利用明細)
- 家計の電子マネー/決済(PayPay/楽天ペイ等、家計用のみ)
- 家計管理アプリ(マネーフォワード等、家計用のみ)
サブスク・買い物(生活の停止を防ぐ)
- Amazon(家族で使うアカウント)
- 動画/音楽(Netflix/Disney+/Spotify等のファミリー)
- クラウド(iCloud/Google One等、写真共有に関わるもの)
- 通販(楽天/ヨドバシ等、家計決済に紐づくもの)
住まい・インフラ(止まると困る)
- Wi-Fi/ルーター管理画面(SSID/パス、管理画面ログイン)
- 電気/ガス/水道(会員サイト)
- 携帯キャリア(家族回線の管理)
- 賃貸の管理会社/ポータル(更新・修繕)
- 火災保険・家財保険(契約情報・ログイン)
子ども・行政・医療(担当が偏りがち)
- 自治体ポータル(子育て・手当・申請)
- 保育/学校関連サイト(連絡帳、申込)
- 予防接種・病院予約(家族共通で触るもの)
- こどもの保険(契約情報・ログイン)
緊急時に必要(“もしも”対策)
- 家族の連絡網(緊急連絡先一覧)
- 重要書類の保管場所(保険証券、通帳、印鑑などの置き場所メモ)
- デバイスのロック解除系(※扱いは慎重:ルールを決めて運用)
共有ボルトに「入れない」チェック(事故防止)
僕は基本、ここは共有しません。
- 個人のSNS(X/Instagram等)
- 個人のメール(仕事用/個人用)
- 個人の買い物履歴が濃いサービス(趣味・嗜好が強いもの)
- 仕事アカウント(会社PC/VPN等)
- 資産の個人口座そのもの(僕・妻それぞれの投資口座など)
例外として「家計として運用している口座」だけ共有、みたいに線引きします。
夫婦で揉めない運用ルール(僕のおすすめ)
1Passwordに限らず、共有は「仕組み」だけでは回りません。
家庭内ルールがあると、運用が一気に安定します。
ルール1:共有の定義を先に決めます(目的=家計・生活)
共有ボルトは「家計や生活を回すための情報」に限定します。
「便利だから全部入れよう」は、のちのち揉めやすいです。
- 共有する:家計・生活・子育て・緊急時
- 共有しない:個人の領域・仕事・趣味嗜好
ルール2:責任者を決めます(変更担当を固定)
「誰が更新するの?」が曖昧だと破綻します。
僕はこう分けるのがおすすめです。
- 銀行/クレカ:僕が変更担当
- 子ども/行政:妻が変更担当
- サブスク:契約者が変更担当
※担当は家庭に合わせて入れ替えてOKです。
ルール3:共有ボルトに入れるのは“ログイン”中心、個人情報は最小限
共有ボルトに、必要以上の個人情報を詰め込みすぎないです。
「ログインできる」ことが目的なので、情報の博物館にしません。
ルール4:パスワード変更の手順を決めます(変更したら即反映)
- 変更した人が、その場で1Passwordの該当項目を更新します
- 更新したら、相手に一言だけ共有します(例:「家計口座のPW変えました」)
これだけで「ログインできない事件」が激減します。
ルール5:緊急時の“最終手段”を決めます(復旧担当・復旧方法)
事故や入院など、本人が操作できない状況に備えて
「どう復旧するか」を決めておきます。
- 家族アカウントの管理者(誰が管理権限を持つか)
- 復旧を依頼する手順(どこから何をするか)
ルール6:棚卸しをします(月1〜年1でOK)
放置すると共有ボルトがゴミ屋敷になります。
僕は「年1回」でもいいので棚卸しします。
- 使っていないサブスク削除
- 古いログイン削除
- 契約変更があった項目を更新
「Appleでも使われている」について(注意書き付き)
一部の報道で、Appleが社内で1Passwordを導入・展開した、と紹介されたことがあります。
ただし、僕が確認できた範囲では「Apple公式が詳細に明言した一次情報」までは追えていません。
なので僕は、この記事では次のように書くのが安全だと思っています。
- 「報道では、Appleでも導入された例があるようです」
- 「ただし公式の一次情報として確認できたわけではないので参考程度にお願いします」
まとめ:家族のパスワード共有は「共有の設計」がすべてです
家族が増えると、効率化の難易度は上がります。
でも逆に言えば、
- 共有する情報
- 共有しない情報
- 共有の方法
を最初に設計できれば、家庭はかなり回りやすくなります。
僕の結論はこれです。
共有ボルトを「家計・生活のインフラ」だけに絞ることです。
共有の範囲と担当を決めるだけで、
パスワード共有は一気に安全でラクになります。

