適応障害で2度休職し、離婚危機を越えて社会復帰できた理由
※本記事は、個人や企業、特定の場所が分からないよう一部事実を調整しています。
この記事が向いている人
- 仕事の環境が合わず、心身の不調を感じている人
- 休職や退職を考えているが、判断できる状態ではないと感じている人
- 「もう元には戻れないかもしれない」と不安を抱えている人
- 家庭と仕事の両立に限界を感じている人
これは成功談ではありません。
一度は人生を投げかけた普通の会社員が、時間をかけて立て直した記録です。
いざです。X(Twitter)、Youtube やってます。
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はじめに
適応障害で2回休職し、
同時に離婚危機も経験しました。
当時は、
- 社会復帰は無理
- 人生が詰んだ
- もう終わりだ
本気でそう思っていました。
それでも今、こうして働けています。
この文章は、「ここまで落ちても、戻れる可能性がある」という事実を残すために書きました。
1回目の休職|環境変化が重なり、心が限界を迎えた
コロナ禍の最中、30代前半で大きな環境変化がありました。
- 新しい業務
- 新しい拠点
- 独身での単身赴任
異動して間もなく、体に異変が出ました。
- 体重が10kg以上減少
- 不眠
- 動悸
- 理由の分からない涙
思考は次第に、
消えたい。
生きていて申し訳ない。
という方向に支配されていきました。
結果として、初めての休職。
期間は約3ヶ月でした。
無理をして復職した日々
休職後、元の職場に戻りました。
当時は「戻るしかない」と思っており、
回復よりも責任感を優先していました。
同時期に通信制の大学にも通っており、
- 仕事
- 課題
- レポート
に追われる日々。
今思えば、
治ったフリをしていただけだったと思います。
結婚|支えと同時に生まれたすれ違い
復職後、婚活を始め、現在の妻と出会いました。
- 出会ってすぐ交際
- 将来設計や資産状況も正直に共有
- 同棲を経て結婚
楽しい時間も多くありました。
一方で、
- 生活習慣
- 家事に対する考え方
- 改善を求められるクセ
こうした小さなズレが積み重なり、
心に余裕がなくなっていきました。
2回目の休職|仕事も家庭も崩れた
仕事では限界まで追い込まれ、
家庭では愚痴を吐き続けてしまいました。
やがて家庭内別居、そして完全別居へ。
本当は、
辛かったら辞めてもいい
その一言を求めていたのだと思います。
しかし、それを受け取れず、
絶望感が深まりました。
- 体重は20kg以上減少
- 夜中に動悸で目が覚める
- 一人で不安な夜を過ごす
離婚と社会復帰不能が、現実味を帯びてきました。
資産があったから考えてしまった「最悪の選択」
当時、独身時代に貯めた資産が2,000万円ほどありました。
会社を辞めて、
一人で静かに生きればいいのでは。
そう考えたこともあります。
しかし、
- 周囲への影響
- 家族への責任
を思い、また立ち止まりました。
一時的な居場所と、回復の兆し
最終的に、親族の家に身を寄せることができました。
通院以外はほとんど外に出ない生活。
大学の成績は最低評価に近いものでしたが、
単位だけは何とか維持できました。
ある時、ふと思いました。
このままでは本当にまずい。
そこから、自宅に戻り、
妻と改めて話し合うことを決めました。
環境が合わない場合、「いきなり辞める」はおすすめしない
ここで、強く伝えたいことがあります。
心身が弱っている状態で、
いきなり退職して転職活動に入るのは非常に不利です。
当時の僕は、
- 判断力が低下
- 自信がない
- 将来を描けない
状態でした。
このまま転職活動をしていたら、
- 面接でうまく話せない
- 不採用が続く
- さらに自己否定が強まる
という負のループに入っていたと思います。
僕の場合は、
- 休職してしっかり休む
- 少し回復してから
- 環境を変える選択を取る
この順番だったから、立て直せました。
原因は「仕事」より「人間関係」だった
振り返ると、
仕事内容よりも人間関係が大きな要因だったと思います。
- 上司との関係
- 職場の空気
- 常に緊張が抜けない環境
同じ会社でも、人が変われば続けられる場合があります。
「会社そのものが無理」と決めつける前に、
異動という選択肢があるなら、検討する価値はあります。
社会復帰|環境を変え、少しずつ積み直す
医師の判断もあり、拠点を変えずに職場を異動。
これまでとは全く違う現場でした。
- 仕事はきつい
- 注意されることも多い
それでも、
もう一度立ち上がろう。
そう踏ん張り、
少しずつ信頼を積み直しました。
完璧ではありませんが、
社会に戻ることはできました。
休職中にやってよかったこと
- とにかく寝る
- 起きられない日は無理をしない
- 回復期に午前中の散歩で日光を浴びる
- 川の流れをぼんやり眺める
- 天候が悪い日は一日休む
- 体調の良い日に短時間の外出
- 出掛けた後に寝込んでも責めない
- 何も考えず没頭できることをやる
僕の場合は、ゲームでした。
楽しいというより、
頭の中が静かになる時間だったと思います。
回復のために必要な時間でした。
おわりに
ここまで落ちても、
時間と環境が整えば、人は戻れます。
今、同じように苦しんでいる人へ。
- 休んでもいい
- 逃げてもいい
- 壊れたと思っても、終わりじゃない
この記録が、
「もう少し生きてみよう」と思う材料の一つになれば幸いです。

