子ども名義でオルカン投資|児童手当を年6万円だけ18年運用する理由
僕は、子ども名義の未成年口座でオルカンを運用しています。
目的は、ただお金を増やすことではありません。
18年かけて、子どもに「お金との付き合い方」を伝えるためです。
わが家では、児童手当の一部を使って、子ども名義の口座に年間6万円ずつ投資していきます。
2026年からは、毎月積立ではなく、年初一括で6万円を入れて、あとは放置する方針に変えました。
この記事では、わが家が子ども名義でオルカン投資をしている理由と、18年後にどう引き継ぐつもりなのかをまとめます。
※本記事はわが家の実体験です。投資をすすめるものではありません。投資判断は自己責任でお願いします。
わが家は子ども名義でオルカン投資をしています

結論から言うと、わが家の子ども投資方針はシンプルです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座 | 子ども名義の未成年口座 |
| 投資商品 | オルカン |
| 投資額 | 年間6万円 |
| 投資方法 | 年初一括 |
| 原資 | 児童手当の一部 |
| 運用期間 | 18年間 |
| 元本合計 | 108万円 |
年間6万円なので、月にすると5,000円です。
金額だけを見ると、大きな投資ではありません。
でも、18年間続ければ元本だけで108万円になります。
さらに運用益が乗れば、子どもが大人になる頃には、まとまった資産になっている可能性があります。
僕の目標は、「家族全員が投資家になること」です。
その第一歩として、子どもが生まれた時から、子ども名義の資産運用を始めました。
お金で苦労しない人生にするためには、ただお金を残すだけでは足りません。
お金の使い方、守り方、増やし方を、少しずつ伝えていく必要があります。
この未成年口座は、わが家にとって18年かけて続ける金融教育プロジェクトです。
子ども口座への投資方針

年間6万円を年初一括で投資する
わが家では、2026年から年初一括で6万円を投資する方針にしました。
以前は毎月5,000円ずつ積み立てる形を考えていました。
ただ、実際にやってみると、自動積立でも地味に管理が面倒でした。
子ども名義の口座は、親の口座とは別です。
入金や設定、残高確認など、思ったより手間があります。
そこで、年初に6万円を入れて、あとは放置する形に変えました。
わが家の投資方針は、基本的に「できるだけ手間をかけない」です。
親が疲れない仕組みにしておくことが、長く続けるコツだと思っています。
原資は児童手当の一部
投資の原資は、児童手当の一部です。
児童手当は、子育てに使うためのお金です。
わが家では、その一部を「将来の子ども自身の資産」として残すことにしました。
もちろん、児童手当をすべて投資するわけではありません。
生活費、教育費、子育て用品など、今必要なお金もあります。
そのうえで、無理のない範囲として年間6万円にしています。
児童手当は、0歳から高校生年代までの子どもを養育している人が対象です。
金額は、3歳未満が月15,000円、3歳以上は月10,000円が基本です。
第3子以降など、家庭状況によって金額が変わる場合もあります。
制度は変わる可能性があるため、最新情報は公式サイトで確認してください。
18年後に元本108万円を引き継ぐ
年間6万円を18年間続けると、元本は108万円です。
計算式はシンプルです。
6万円 × 18年 = 108万円
この108万円に、18年間の運用益が加わります。
もちろん、投資なので元本割れする可能性もあります。
それでも、18年という長い時間を使えるのは大きな強みです。
僕はこの口座を、子どもが18歳になる頃に引き継ぐつもりです。
ただお金を渡すのではありません。
なぜこの口座を作ったのか。
なぜオルカンを選んだのか。
どういう気持ちで18年間続けてきたのか。
そこまで含めて、子どもに伝えたいと思っています。
毎月積立から年初一括に変えた理由

自動積立でも地味に管理が面倒だった
最初は、毎月5,000円ずつ積み立てればいいと思っていました。
でも、子ども名義の口座は、親のNISA口座ほど気軽ではありません。
入金元、残高、積立設定など、確認することがあります。
金額は小さくても、毎月気にする仕組みにすると、少しずつ面倒になります。
僕は、投資に手間をかけすぎたくありません。
相場も見すぎたくないです。
だからこそ、年初一括にして、あとは忘れるくらいがちょうどいいと感じました。
投資はできるだけ仕組み化したい
子育て中は、とにかく忙しいです。
仕事、家事、育児で、毎日あっという間に過ぎます。
その中で、子どもの投資まで細かく管理するのは大変です。
だから、わが家では次の形にしました。
- 年初に6万円を入れる
- オルカンを買う
- あとは1年間放置する
- 翌年また同じことをする
このくらい簡単なら、18年間続けられそうです。
投資で大事なのは、完璧なタイミングを狙うことではありません。
無理なく続けられる仕組みを作ることだと思っています。
なぜ子ども名義でオルカンを買うのか
世界中の企業に分散投資できる
子ども口座で買っているのは、オルカンです。
オルカンとは、全世界株式に分散投資できる投資信託のことです。
投資信託とは、たくさんの投資家から集めたお金を、専門家がまとめて運用する商品のことです。
オルカンなら、日本だけではありません。
アメリカ、ヨーロッパ、新興国など、世界中の企業にまとめて投資できます。
子どもが大人になる18年後、どの国が成長しているかは分かりません。
だからこそ、特定の国に集中せず、世界全体に投資する方針にしています。
18年という長期運用と相性がいい
子どもが生まれてすぐに始めれば、18歳まで約18年あります。
これは、投資において大きなメリットです。
短期では、株価が大きく下がることもあります。
でも、長期で見れば、世界経済の成長を取り込める可能性があります。
もちろん、将来のリターンは保証されません。
それでも、18年という時間を味方にできるのは、子ども投資の強みです。
親の資産とは分けて見える化できる
子ども名義の口座にしている理由は、親の資産と分けるためです。
親の証券口座で管理すると、どうしても家計全体の資産に混ざります。
でも、子ども名義の口座なら、子どものための資産として見える化できます。
将来、子どもに見せるときも分かりやすいです。
「これはあなたが生まれた頃から、少しずつ積み立ててきたお金だよ」
そう伝えられる口座にしたいと思っています。
18年間でいくらになる?シミュレーション

年間6万円を18年間、年初一括で投資した場合のシミュレーションです。
| 想定利回り | 18年後の金額 | 元本との差額 |
|---|---|---|
| 0% | 108万円 | 0万円 |
| 年3% | 約145万円 | 約37万円 |
| 年5% | 約177万円 | 約69万円 |
| 年7% | 約218万円 | 約110万円 |
年5%で運用できた場合、18年後には約177万円になります。
元本108万円に対して、約69万円の運用益です。
ただし、これはあくまでシミュレーションです。
実際の運用では、マイナスになる年もあります。
大切なのは、増える前提で期待しすぎないことです。
わが家では、「増えたらありがたい」くらいの気持ちで続けます。
大事なのは、18年間続けること。
そして、その過程を子どもに見せることです。
10歳くらいから金融教育を始めたい

この口座は、子どもの金融教育にも使いたいです。
ただ、幼いうちから難しい話をするつもりはありません。
まずは、10歳くらいから少しずつ伝えていきたいです。
- お金は使うだけでなく、育てることもできる
- 投資は毎日増えるものではない
- 増える年もあれば、減る年もある
- 長く持つことで、時間を味方にできる
- お金は人生の選択肢を増やす道具である
こうしたことを、実際の口座を見ながら一緒に学べたらいいなと思っています。
教科書で学ぶより、自分名義の口座を見る方が実感しやすいはずです。
「これが自分のお金なんだ」と感じることで、お金への向き合い方も変わると思います。
僕が伝えたいのは、投資で大きく儲ける方法ではありません。
お金に振り回されず、お金を味方につける考え方です。
このお金は教育費ではなく、人生の選択肢にしたい
この子ども口座のお金は、基本的に教育費として使う予定ではありません。
教育費は、できる限り親が準備するつもりです。
奨学金に頼らず、子どもには学ぶことに集中してほしいからです。
では、この口座のお金は何のためか。
僕の中では、子どもの「人生の選択肢」を増やすためのお金です。
- 海外に行きたい
- 起業してみたい
- 学び直しをしたい
- やりたいことに挑戦したい
そんな時に、最初の自己資本として使えたらいいなと思っています。
自己資本とは、自分で自由に使えるお金のことです。
何かに挑戦したい時、手元に使えるお金があるかどうかで、選べる道は変わります。
もちろん、18歳になった瞬間に自由に使っていいとは考えていません。
10歳くらいから金融教育をしながら、少しずつ一緒に考えていきます。
お金を渡すことより、お金を扱う力を育てることの方が大事です。
注意点|元本割れ・贈与・本人への引き継ぎ
子ども名義で投資するうえで、注意点もあります。
元本割れする可能性がある
オルカンは分散投資できますが、元本保証ではありません。
18年後に必ず増えているとは限りません。
暴落のタイミングによっては、元本割れしている可能性もあります。
だから、近いうちに必ず使う教育費とは分けて考えています。
わが家では、このお金を「絶対に必要な教育費」としては見ていません。
あくまで、将来の選択肢を増やすための余剰資金として運用します。
贈与の扱いに注意する
親から子ども名義の口座にお金を移す場合、贈与の扱いにも注意が必要です。
わが家の投資額は年間6万円です。
一般的な贈与税の基礎控除である年間110万円の範囲内に収まります。
ただし、祖父母からの贈与やお年玉なども含めると、年間合計額が大きくなる可能性があります。
念のため、子どもが受け取るお金の合計額は把握しておきたいです。
税金の扱いは家庭ごとに変わるため、不安があれば税理士や税務署に確認するのが安心です。
本人にどう引き継ぐかが大事
一番大事なのは、18歳になった時にどう引き継ぐかです。
ただ口座の存在を伝えるだけでは、意味がありません。
なぜ投資したのか。
どういう考えでオルカンを選んだのか。
増えた時も、減った時も、どう向き合えばいいのか。
そこまで含めて伝えたいです。
この口座は、子どもに渡すお金であり、親から子への教材でもあります。
今後こどもNISAが始まったらどうするか
今後、子ども向けのNISA制度が使えるようになれば、制度内容を確認したうえで活用を検討したいです。
金融庁の資料では、2027年以降、0歳から17歳向けのつみたて投資枠が予定されています。
年間投資枠は60万円、非課税保有限度額は600万円とされています。
もし制度が始まれば、未成年口座よりも税制面で有利になる可能性があります。
ただし、制度の細かい条件や使い勝手は、実際に始まってみないと分かりません。
そのため、わが家では焦って判断せず、公式情報を確認しながら考えるつもりです。
今の時点では、子ども名義の未成年口座で、年6万円を淡々と投資していきます。
まとめ|子どもにお金の使い方を伝える18年プロジェクト

わが家では、子ども名義の未成年口座でオルカン投資をしています。
方針はシンプルです。
- 児童手当の一部を使う
- 年間6万円を投資する
- 2026年からは年初一括にする
- 18年間で元本108万円を積み上げる
- 10歳くらいから金融教育を始める
- 18歳頃に運用された口座を引き継ぐ
子どものための投資は、単なる資産形成ではありません。
お金で苦労しないための考え方を、親子で学ぶ時間だと思っています。
18年後、この口座がいくらになっているかは分かりません。
でも、毎年6万円ずつ積み上げた事実は残ります。
そして、その過程を一緒に学べれば、それ自体が大きな価値になるはずです。
子どもに渡したいのは、お金そのものだけではありません。
お金を味方につけて、自分の人生を選べる力です。
この18年プロジェクトを、これからも淡々と続けていきます。
