資産額ごとの心境の変化
100万円・300万円・1000万円・2000万円・3000万円を振り返る
資産形成を始める前、
僕は「お金に向き合えている人間」ではありませんでした。
将来は不安。
仕事は理不尽。
でも、その不安を真正面から考える余裕もなく、
目の前のストレスをどうにか紛らわせる毎日。
この記事では、
資産額ごとに何を考え、何をやり、どう心が変わっていったのかを
できるだけ正直に書いていきます。
以下は、年収推移です。
平均年収358万円の高卒男です。

いざです。X(Twitter)、Youtube やってます。
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資産100万円|逃げるようにお金を使っていた頃
今だから言えますが、
この頃の僕はかなり荒れていました。
- ソシャゲーのガチャにのめり込み
👉 合計で約123万円 (内訳は下記)

- 暴飲暴食が続き
👉 体重は90kg近くまで増加
仕事のストレス、将来への不安、
「このままでいいのか」という焦り。
それらを考えないために、
お金と健康を削っていたように思います。
それでも、変わりたいと思い始めた
ある時ふと、
このまま耐え続ける人生は、たぶんどこかで壊れる。
そう思いました。
- 理不尽な毎日を耐えるだけ
- お金の不安を先送り
- 何も変わらない日常
それが一番怖かった。
ここから少しずつ、
**「逃げるための消費」ではなく
「自分を守るための行動」**に意識が向き始めます。
資産300万円|ただ貯める。それだけを続けた時期
この時点でも、投資はしていません。
- 資産のほとんどは現金
- 企業型DC年金は加入していたが
👉 元本保証型を選択 - 増えないことより
👉 減らない安心を優先
やっていたこと
- 家計簿を超ざっくりつける
- 固定費の見直し (格安SIM、サブスク、掛け捨て保険へ切替など)
この固定費見直しが、意外と楽しかった。
- 無駄を見つける
- 月数千円が浮く
- 「自分でコントロールしている感覚」
この頃は
生活防衛資金という言葉すら意識していない。
ただ、
お金が増えていくと、少しだけ心が落ち着く。
それを実感していました。
資産1000万円|コロナ禍で「学んで、動いた」
転機はコロナ禍でした。
- 外出が減り、時間ができた
- 両学長のYouTubeで
- お金の考え方
- 投資の仕組み を体系的に学んだ
初めて、
お金は、感情ではなく、
仕組みで考えていいものなんだ。
と思えました。
初めての投資行動
ここで、ようやく投資を始めます。
- 旧つみたてNISA
👉 S&P500を月3.3万円 - 高配当ETF
👉 SPYD / VYM / HDV - ドル転は怖く、
👉 おっかなびっくりのスポット購入
まだまだ慎重。
オルカン一本でもない。
「理解できた範囲で、無理せずやる」
そんな投資でした。
医療保険を解約したのもこの頃
- 高額療養費制度を知った
- 貯蓄もある程度積み上がった
- 「保険=安心」という思い込みが外れた
固定費が下がり、
お金への向き合い方がさらに整理されました。
資産2000万円|資産が“心の支え”になった瞬間
この頃、ふと思いました。
あれ?
会社、辞められるんじゃね?
生活費を計算すると、
数年単位でなんとかなりそうだったからです。
2回目の休職中に起きたこと
- 収入が止まる、または不安定な時期
- それでも
👉 資産は増え続けていた
この体験は、本当に大きかった。
- 働けなくなったら終わり、ではない
- お金が
👉 精神的なセーフティネットになった
資産は、
ただの数字じゃなかった。
資産3000万円|お金は「逃げ道」ではなく「選択肢」へ
ここまで来ると、
- 無理に増やさなくていい
- 完全リタイアじゃなくていい
- 働き方を選べればいい
そう考えるようになりました。
投資はシンプル化し、
オルカン中心へ。
お金は
- 不安から逃げるためのもの
- ではなく
- 生き方を選ぶための土台
に変わりました。
振り返って分かったこと
最初から投資ができたわけじゃない
むしろ
- ガチャで散財
- 暴飲暴食
- 元本保証に逃げていた
それでも
- 貯める
- 学ぶ
- 少しずつ動く をやめなかった
それだけでした。
これから始める人へ
- 最初は貯金だけでもいい
- 投資は怖くて当たり前
- 過去がどうであれ、関係ない
変わりたいと思った瞬間が、スタート地点です。
もしこの記事が、
「今しんどい誰か」の心を少しでも軽くできたら、
それだけで書いた意味があると思っています。

