「なぜ投資を続けているの?」

そう聞かれたら、僕はこう答えます。

自由を作るためです。

お金持ちになって、誰かに勝ちたいわけではありません。

すごい投資家になりたいわけでもありません。

僕が投資を続ける理由は、もっと生活に近いところにあります。

会社だけに頼らなくてもいい状態を作りたい。

家族との時間を守りたい。

自分の心に余裕を持ちたい。

嫌なことを我慢し続けるしかない人生から、少しずつ距離を置きたい。

そのために、僕は新NISAやインデックス投資を使って、資産形成を続けています。

この記事では、地方一馬力・家族3人で45歳サイドFIREを目指す僕が、なぜ投資を続けるのかをまとめます。

僕が投資を続ける理由は、自由を作るため

僕にとって投資は、数字を増やすゲームではありません。

人生の選択肢を増やすための仕組みです。

お金があるから偉いわけではありません。

でも、お金があることで守れるものはあります。

たとえば、こんなものです。

  • 無理な働き方から少し距離を置ける
  • 家族との時間を優先しやすくなる
  • 体調を崩す前に休む選択ができる
  • 会社の評価に心を振り回されにくくなる
  • 将来の不安を少しずつ小さくできる

僕は、完全に働かない生活を目指しているわけではありません。

目指しているのは、会社だけに人生を預けない状態です。

資産から生活費の一部をまかないながら、自分に合った働き方を選べるようになる。

そのための手段として、投資を続けています。

我が家の全体方針は、地方一馬力・家族3人で45歳サイドFIREを目指すロードマップでまとめています。

投資を始めたきっかけは、会社だけに頼る不安だった

投資を始めたきっかけは、立派なものではありません。

老後資金のため。

家族のため。

将来のため。

そう言えば聞こえはいいですが、最初の本音は少し違いました。

このまま会社だけに頼って生きるのは、しんどい。

そう感じたからです。

会社員として働いていると、自分ではどうにもできないことがたくさんあります。

人事評価。

異動。

上司との相性。

会社の方針。

急な残業や出張。

もちろん、会社員だからこそ得られる安定もあります。

毎月の給料。

社会保険。

福利厚生。

住宅ローンを組みやすい信用。

だから、会社員を否定したいわけではありません。

ただ、会社に頼りきりの状態だと、心がしんどくなったときに逃げ場がなくなります。

僕はそれが怖かった。

だから、少しずつでも自分で選べる余白を作りたいと思いました。

その手段が、僕にとっては投資でした。

僕がサイドFIREを目指す理由は、僕がサイドFIREを目指す理由|戦わない自由を手に入れるためにでも詳しく書いています。

僕の新NISAは、独身時代の原資で運用している

僕の新NISAは、基本的に独身時代に貯めたお金を原資にしています。

これは、僕なりの線引きです。

結婚後のお金は、家族のお金。

独身時代に貯めたお金は、自分で築いた土台。

そう分けて考えることで、自分の中で納得して投資を続けられています。

お金の話は、きれいごとだけでは済みません。

家族であっても、夫婦であっても、お金の価値観が完全に同じとは限りません。

だからこそ、あいまいにしすぎないことも大切だと思っています。

「これは自分の責任で運用するお金」

「これは家族で相談しながら使うお金」

そうやって分けておくと、気持ちも整理しやすくなります。

僕にとって新NISAは、ただの非課税口座ではありません。

自分で自分の人生を助けるための場所です。

金融庁のNISA特設サイトでは、2024年からのNISAは「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の併用が可能で、年間投資枠は最大360万円、非課税保有限度額は最大1,800万円と説明されています。
出典:金融庁「NISAを知る」
URL:https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/know/
確認日:2026年6月24日

僕が新NISAでオルカン一本を選んでいる理由は、新NISAはオルカンのみでいい?オルカン一本ブログの実践記でまとめています。

妻のNISAは、家族の資産格差をならすため

一方で、妻のNISAには家計から積み立てています。

目安は年間72万円です。

これは、僕だけが資産を増やしたいからではありません。

むしろ逆です。

夫婦の資産格差を、少しずつならしたい。

そう思っているからです。

僕ひとりの資産だけが増えても、家族として安心できるとは限りません。

もし僕に何かあったら。

もし将来、妻が自分でお金を管理しないといけなくなったら。

もし家族の形が変わることがあったら。

そのときに、妻の口座にも資産があり、投資の経験も少しずつ積めている状態の方がいい。

そう考えています。

妻のNISAは、僕にとって「家族のための口座」です。

そして、妻自身がいつか自分のペースで運用できるようになるための練習でもあります。

もちろん、夫婦のお金の考え方は家庭によって違います。

正解はありません。

でも、我が家の場合は、僕だけが先に進むよりも、家族全体で少しずつ整えていく方が合っていると感じています。

妻NISAの具体的な方針は、一馬力家庭の妻NISA方針|余剰資金で年72万円を入れる理由に書いています。

資産は、残し方を間違えると家族の負担になる

僕が投資を続ける理由には、もうひとつあります。

それは、資産を残すなら、残し方まで考えたいからです。

お金は、あるだけで家族を守ってくれるわけではありません。

どこに、何があるのか。

誰の名義なのか。

どう使ってほしいのか。

どの口座を残して、どの口座を整理するのか。

こうしたことが共有されていないと、資産は家族の安心ではなく、負担になることがあります。

実際、相続は「お金持ちだけの問題」ではありません。

最高裁判所の司法統計によると、2024年の遺産分割事件のうち、認容・調停成立したものは7,903件です。

そのうち、遺産価額が1,000万円以下のケースは2,810件。

1,000万円超〜5,000万円以下のケースは3,354件でした。

つまり、家庭裁判所でまとまった遺産分割事件の多くは、とても大きな資産だけで起きているわけではありません。

参考:最高裁判所「令和6年 司法統計年報 家事編」第52表
遺産分割事件のうち認容・調停成立件数(「分割をしない」を除く)
URL:https://www.courts.go.jp/saikosai/vc-files/saikosai/toukei/toukei-pdf-12787.pdf
確認日:2026年6月24日

また、弁護士法人の相続トラブル事例では、係争額100万円未満のケースも紹介されています。

金額が大きいから揉める。

金額が少ないから揉めない。

そう単純な話ではないのだと思います。

揉める原因は、金額よりも、

  • 誰が何をもらうのか分からない
  • 生前の思いが共有されていない
  • 介護や同居の負担感が残っている
  • 特定の人だけ得をしたように見える
  • 資産の中身が複雑で扱えない

こうした部分にあるのかもしれません。

だから僕は、資産形成と同じくらい、資産の整理も大切にしたいです。

僕の投資先をオルカン中心にしているのも、そのひとつです。

米国高配当ETFや個別株をたくさん持つよりも、

「世界中の株式に投資している投資信託を、必要な分だけ少しずつ使う」

この方が、家族にも説明しやすい。

自分がいなくなったあとも、残された家族が扱いやすい。

そう思っています。

投資は、自分の自由を作るためのものです。

でも同時に、家族に余計な混乱を残さないための準備でもあります。

だから僕は、資産を増やすことだけを目的にしません。

家族が分かる形にする。

妻にも妻名義の資産を持ってもらう。

口座や投資方針をできるだけシンプルにする。

お金の使い方や残し方を、ブログにも少しずつ残しておく。

資産形成は、自分だけが安心するためではありません。家族が困らない形に整えて、はじめて「残せる資産」になるのだと思います。

それも、僕が投資を続ける理由です。

資産の残し方や終活については、資産が災いになる理由|終活で必要なのは投資の実学だったで詳しく書いています。

投資先をシンプルにした理由は、米国高配当ETFをやめた理由|オルカン中心に戻した本音にもつながっています。

投資は逃げ道ではなく、選択肢を増やす仕組み

投資というと、

「楽して稼ぎたい」

「早く仕事を辞めたい」

「一発逆転したい」

そんなイメージを持つ人もいるかもしれません。

でも、僕にとって投資はそういうものではありません。

投資は、選択肢を増やす仕組みです。

すぐに人生が変わるわけではありません。

毎月コツコツ積み立てても、最初は大きな変化はありません。

相場が下がれば、資産が減ることもあります。

それでも続けるのは、長い時間をかけて、少しずつ人生の自由度を上げたいからです。

僕はオルカンを中心に、シンプルなインデックス投資を続けています。

個別株で大きく勝つ力はありません。

相場を読む力もありません。

だからこそ、仕組みに頼ります。

  • 投資先はできるだけシンプルにする
  • 相場を見すぎない
  • 家計を壊すほど投資しない
  • 暴落しても慌てて売らない
  • 家族の生活を最優先にする

これが、僕に合っている投資方針です。

具体的な投資方針は、放置投資で心を整える|新NISAはオルカン一本で続ける方針でまとめています。

金融庁は、投資信託は預金と違って価格が変動し、元本割れのリスクがあると説明しています。投資をする前に、商品の内容を理解し、自分で判断することが大切です。
出典:金融庁「金融サービス利用者相談室」
URL:https://www.fsa.go.jp/receipt/soudansitu/advice03.html
確認日:2026年6月24日

自分の心に余裕がないと、家族にも優しくできない

僕は、家族を大切にしたいと思っています。

でも、そのためには自分の心の余裕も必要です。

お金の不安が大きいと、人はやさしくなれません。

生活費が足りるか不安。

将来が見えない。

仕事を辞めたくても辞められない。

休みたくても休めない。

そういう状態が続くと、自分にも家族にも余裕がなくなります。

だから僕は、投資を「家族のため」だけにしていません。

まずは、自分の心を守るため。

自分で自分を助けるため。

その結果として、家族にもやさしくできる状態を作りたいと思っています。

これは、わがままではないと思っています。

自分の人生を整えることは、家族の暮らしを整えることにもつながるからです。

まとめ:投資は、人生を整えるための道具

最後に、僕が投資を続ける理由をまとめます。

項目僕の考え
投資の目的自由と選択肢を増やすため
新NISAの使い方独身時代の原資を中心に運用
妻のNISA家族の資産格差をならすため
相続・終活家族が困らない形に整える
投資方針オルカン中心のインデックス投資
大切にしたいこと無理しない、焦らない、比べない
最終的な目標45歳で資産5500万円のサイドFIRE

僕が投資を続ける理由は、お金持ちになりたいからではありません。

誰かに勝ちたいからでもありません。

自分と家族が、少しでも心穏やかに暮らせる選択肢を作りたいからです。

会社だけに頼らない。

他人と比べない。

家計を壊さない。

淡々と続ける。

大きなことはできません。

でも、小さなことなら続けられます。

その積み重ねで、少しずつ人生を整えていきたい。

それが、僕が投資を続ける理由です。

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