ストレスが溜まると、つい何かに頼りたくなる。
お酒やタバコが苦手な僕は、「食べること」で心を埋めていました。
ポテチにラーメンのはしご、締めのデザート。
そんな日々を「ストレス発散」と呼んでいたけれど、どこか満たされない。
気づけば、心も体もどんどん重くなっていきました。
なぜこんなにも苦しかったのか。
その答えは、意外なところにありました。
いざです。X(Twitter)、Youtube やってます。
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ストレスで太っていく日々
僕はタバコは吸えず、お酒も飲めません。
その代わり、ストレスが溜まると「食」に走っていました。
ポテチ、ラーメン(2店舗はしご)、そしてアイス。
夜の暴飲暴食フルコースが、当時の“ストレス発散法”でした。
気づけば体重は90キロ近く。
社会人になってから10年以上、スマホゲームにも依存。
課金額は100万円を超え、「現実では報われないから、せめてここで」と思っていました。

でも、どれだけ食べても、どれだけ課金しても、心の中のモヤモヤは消えなかった。
むしろ、「またやってしまった」と自己嫌悪が積もっていくだけでした。
僕を一番苦しめたのは、人間関係だった
振り返ると、僕を追い詰めていたのは「仕事の内容」よりも「人間関係」でした。
雑談、空気を読む、場のノリに合わせる――
世の中の“普通のこと”が、僕にはうまくできなかった。
それを指摘されたり、比べられたりするたびに、自分の存在を否定された気がしました。
「普通にできることができない自分」
そんな自問自答を繰り返し、心が削れていく感覚。
あの時期が、僕にとって一番つらかったです。
コロナ禍で気づいたこと
コロナ禍で働き方が変わり、リモートワーク中心の生活になりました。
通勤がなくなり、暴飲暴食も減り、睡眠時間をきちんと確保できるようになった。
その結果、体重は10キロ減りました。
「努力しなくても、環境が変わるだけでこんなに楽になるんだ」
そう気づいた瞬間でした。
ストレスを減らす方法は「我慢」でも「忍耐」でもなく、
環境そのものを見直すことなんだと思いました。
自己肯定感が低くても大丈夫
僕は自己肯定感が低い人間です。
何かうまくいかないと、「自分のせいだ」「もっと頑張らないと」と考えてしまうタイプです。
でも、もし今、同じように苦しんでいる人がいるなら、
「あなたのせいじゃないかもしれない」と伝えたい。
人間関係、仕事内容、会社の文化――
合わない環境にいるだけで、人は簡単に疲れてしまうものです。
だから、もし最善を尽くしても苦しいなら、
“環境を変える”という選択も、立派な前進です。
転職でも、部署異動でも、生活スタイルを変えることでもいい。
自分を責める前に、「咲ける場所」を探してほしい。
まとめ:心と体が壊れる前に、「動く」勇気を
ストレス発散は大事。
でもそれが続くようなら、もう“発散”ではなく“我慢”になっているかもしれません。
仕事も人間関係も、すべて「選んでいい」。
自分を責めずに、少しずつ環境を変える勇気を持ってほしい。
「ここでは咲けない」と感じたら、別の場所へ。
それは逃げじゃない。
方向を変えて進むだけ。
きっと、あなたが咲ける場所はあります。

