新NISAが始まり「S&P500とオルカン、どっちで積立するべき?」と悩む方は多いと思います。
僕は非課税枠1,800万円をすべてオルカン(eMAXIS Slim 全世界株式)一本で積み立てると決めました。
本記事では、
- オルカンとは何か?
- S&P500との違い
- なぜ僕がオルカンを選んだのか(3つの理由)
を初心者向けにわかりやすく解説します。
いざです。X(Twitter)、Youtube やってます。
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オルカンとは? 初心者でもわかる特徴
オルカンとは「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」の愛称です。
三菱UFJアセットマネジメントが提供するインデックスファンドで、世界中の株式に分散投資できる投資信託です。
オルカンは「MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(ACWI)」に連動しており、
- 先進国株:約9割
- 新興国株:約1割
という割合で組み入れられています。
つまり、この1本を買うだけで世界全体に分散投資できるのが大きな特徴です。
引用:SBI証券
S&P500とオルカン
S&P500はアメリカで上場している代表的な500銘柄を元に算出された、アメリカを代表する株価指数です。
新NISAで積み立てるならS&P500の方が良くない?
それもありだと思います。
その理由はオルカンとS&P500のパフォーマンスを比較したときに、S&P500がほとんどの場面でオルカンを上回っているのが大きい理由です。
また、世界経済の中心はアメリカであり今後もそうである。
もしもアメリカが没落するようなら世界経済全体も終わるから、アメリカ一国に集中投資するS&P500で良いという考えもあります。
僕がオルカンを選んだ3つの理由
それでも僕がオルカンを選んだ理由は下記です。
この考えの元となった本を紹介します。


① 十分な資産形成ができればいい
投資の目的は「資産を最大化すること」ではなく「必要な金額をつくること」だと考えています。
オルカンの期待利回り(年5〜7%程度)であれば、長期積立で十分な資産形成が可能です。
② 投資情報に振り回されたくなかった
「ナスダック100が伸びている」「次はインド株だ」など、投資の流行は次々と変わります。
でもオルカン一本なら「世界全体の成長を取り込む」だけなので、余計な迷いがなくなります。
③ 家族にとってシンプルでわかりやすい
ポートフォリオはシンプルにしておきたいです。
人はいつ死ぬかわかりません。
自分が生きている内は、自由に投資方針を決められますが、残された家族がそれをうまく調整できるかはわかりません。
遺産相続やお金のトラブルで家族が崩壊しないように仕組みと方針を妻に共有しています。
シンプルイズベストです。
結論:投資はオルカン一本で十分
僕の最終ポートフォリオは、オルカン70%、現金30% を目指しています。
- 十分な資産形成ができる
- 投資に悩む時間を減らし人生に時間を割ける
- 家族にとってもシンプル
これらの理由から、僕はS&P500ではなくオルカンを選びました。
初心者の方にとっても「世界に分散できるオルカン一本」は安心して長期投資できる選択肢だと思います。

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