一馬力家庭だと、医療保険に入っていないことが少し不安になりますよね。

「もし入院したらどうするの?」

「働けなくなったら家計は大丈夫?」

「子どももいるのに、保険なしでいいの?」

こう考えるのは自然なことです。

わが家も一馬力家庭です。

そのうえで、現時点では医療保険には入っていません

理由は、医療費そのものは、

  • 公的医療保険
  • 高額療養費制度
  • 生活防衛資金

である程度備えられると考えているからです。

ただし、この記事は「医療保険は全員いらない」と言いたいわけではありません。

医療保険があることで安心できる家庭もあります。

大切なのは、なんとなく不安だから入るのではなく、制度と家計を見て判断することです。

この記事では、一馬力家庭のわが家が医療保険に入らない理由を、データや実体験をもとにまとめます。

目次
  1. 一馬力家庭でも医療保険に入っていない理由
  2. 民間の医療保険に入っている人は多い
  3. 医療費は高額療養費制度で上限を考えられる
  4. 医療保険料を固定費として見ている
  5. パートナーが保険をやめるのに反対する場合
  6. 一馬力家庭で本当に怖いのは医療費より収入減
  7. 医療保険を検討した方がいい家庭
  8. わが家の医療費への備え方
  9. 医療保険に入らないことは、不安を放置することではない
  10. まとめ:医療保険に入る人は多い。でも、わが家に必要かは別で考える
  11. 次に読みたい記事

一馬力家庭でも医療保険に入っていない理由

結論から言うと、わが家は医療保険よりも生活防衛資金を優先しています。

生活防衛資金とは、病気・失業・収入減などに備えるための現金です。

わが家にとって医療保険は、毎月かかる固定費のひとつです。

もちろん、保険に入っていれば安心感はあります。

ただ、毎月の保険料を払い続けるよりも、わが家ではそのお金を家計に残し、現金として備える方が合っていると考えています。

一馬力家庭では、医療費だけでなく生活全体を守る必要があります。

そのため、わが家では保険だけに頼るのではなく、家計の土台を整えることを大切にしています。

生活防衛資金や固定費見直しの考え方は、一馬力家庭が固定費を見直した順番でもまとめています。

医療保険が悪いわけではありません

最初に伝えておきたいのは、医療保険そのものを否定しているわけではないということです。

医療保険があることで、

  • 入院時の不安が減る
  • 貯金を減らさずに済む
  • 治療以外の出費にも備えやすい
  • お金の心配を少し減らせる

というメリットがあります。

特に、生活防衛資金が少ない時期は、医療保険が支えになることもあります。

なので、医療保険は「必要」「不要」で単純に分けるものではありません。

家計の状態によって答えが変わるものだと思っています。

わが家は生活防衛資金を優先しています

わが家が医療保険に入らない理由は、生活防衛資金を持っているからです。

医療費だけでなく、収入が減った時にも使えるお金を準備しておく。

これが一馬力家庭では大事だと考えています。

医療保険は、基本的に病気やケガなど、条件に当てはまった時に給付されます。

一方で、現金は使い道が自由です。

たとえば、

  • 医療費
  • 入院中の食事代
  • 家族の交通費
  • 収入減の補填
  • 家電の故障
  • 急な出費
  • 子ども関係の出費

など、幅広く使えます。

一馬力家庭では、医療費だけでなく、生活全体を守る必要があります。

だからこそ、わが家では保険料を払うよりも、まずは現金を厚くすることを優先しています。

民間の医療保険に入っている人は多い

「医療保険に入っているのが当たり前」

そう感じる人は多いと思います。

実際、データを見ても、民間の医療保険や医療特約に入っている人はかなり多いです。

生命保険文化センターの「2025年度 生活保障に関する調査」では、18〜79歳を対象とした個人調査において、疾病入院給付金が支払われる生命保険の加入率は65.6%とされています。

疾病入院給付金とは、ざっくり言うと、病気で入院した時に給付金が出る保障です。

医療保険や、生命保険に付いている医療特約などが含まれます。

生命保険文化センターの「2025年度 生活保障に関する調査」では、疾病入院給付金が支払われる生命保険の加入率は65.6%とされています。
出典:公益財団法人 生命保険文化センター「2025年度 生活保障に関する調査」
確認日:2026年6月18日
https://www.jili.or.jp/research/report/chousa10th.html

ざっくり言うと、個人全体では約3人に2人が医療保障を持っているということです。

さらに、民間の生命保険・個人年金保険に加入している人に限ると、疾病入院給付金が支払われる民間の生命保険の加入率は83.1%です。

2人以上世帯で見ると、さらに加入率は高くなります。

生命保険文化センターの「2024年度 生命保険に関する全国実態調査」では、2人以上世帯における民保加入世帯の医療保険・医療特約の世帯加入率は95.1%とされています。

生命保険文化センターの「2024年度 生命保険に関する全国実態調査」では、2人以上世帯における民保加入世帯の医療保険・医療特約の世帯加入率は95.1%とされています。
出典:公益財団法人 生命保険文化センター「2024年度 生命保険に関する全国実態調査」
確認日:2026年6月18日
https://www.jili.or.jp/research/report/zenkokujittai.html

表にすると、このようなイメージです。

見方加入率ざっくり解釈
個人全体65.6%約3人に2人が医療保障あり
民間保険加入者に限定83.1%民間保険に入っている人の8割超
2人以上の民保加入世帯95.1%家庭単位ではかなり高い加入率

※生命保険文化センター「2025年度 生活保障に関する調査」「2024年度 生命保険に関する全国実態調査」をもとに作成。

こう見ると、「医療保険に入るのが当たり前」と感じる人が多いのも自然です。

わが家の妻も、結婚前から掛け捨ての医療保険に月3,000円ほど入っていました。

結婚後は、その保険料もわが家の家計から支払う形になりました。

月3,000円だけを見ると、そこまで大きな金額には見えません。

むしろ、最低限の安心を買っている感覚だったと思います。

ただ、医療保険に入っている人が多いからといって、わが家にも必ず必要とは限りません。

大切なのは、みんなが入っているかどうかではなく、自分たちの家計に合っているかどうかです。

医療費は高額療養費制度で上限を考えられる

医療保険を考えるうえで、必ず知っておきたいのが高額療養費制度です。

名前は少し難しいですが、ざっくり言うと、医療費が高くなりすぎた時に自己負担を抑えてくれる制度です。

高額療養費制度とは?

厚生労働省では、高額療養費制度について次のように説明しています。

家計に対する医療費の自己負担が過重なものとならないよう、医療機関や薬局の窓口で支払う医療費が上限額を超えた場合、その超えた額を支給する「高額療養費制度」があります。
出典:厚生労働省「高額療養費制度を利用される皆さまへ」
確認日:2026年6月18日
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryouhoken/juuyou/kougakuiryou/index.html

つまり、医療費が高くなっても、自己負担には一定の上限があります。

この制度を知らないと、

「入院したら何十万円も一気にかかるかも」

と不安になりやすいです。

でも実際には、公的医療保険と高額療養費制度によって、医療費の自己負担はある程度抑えられます。

医療費100万円でも自己負担は約8.7万円の例

厚生労働省の説明では、70歳未満・年収約370万円〜約770万円の方であれば、医療費100万円の治療を受けた場合、自己負担は約8.7万円まで抑えられる例が紹介されています。

厚生労働省の高額療養費制度の説明では、70歳未満・年収約370万円〜約770万円の方の場合、医療費100万円の治療を受けた際の自己負担は約8.7万円まで抑えられる例が示されています。
出典:厚生労働省「高額療養費制度を利用される皆さまへ」
確認日:2026年6月18日
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryouhoken/juuyou/kougakuiryou/index.html

ざっくり表にすると、こんなイメージです。

医療費の総額窓口負担3割高額療養費制度後の自己負担例
100万円30万円約8.7万円

もちろん、年齢や所得によって上限額は変わります。

正確な金額は、自分の加入している健康保険や自治体の情報を確認する必要があります。

ただ、ここで大事なのは、医療費には公的なセーフティネットがあるということです。

この制度を知っているだけでも、医療保険への不安は少し整理しやすくなります。

長期療養には多数回該当もある

高額療養費制度には、長期の治療に配慮した仕組みもあります。

厚生労働省によると、直近12か月の間に高額療養費に該当した月が3か月以上ある場合、4か月目以降は自己負担限度額がさらに軽減される「多数回該当」という仕組みがあります。

制度は変わる可能性があります。

そのため、記事を読む時点での最新情報は、厚生労働省や加入している健康保険の案内を確認してください。

ただし対象外の費用もあります

高額療養費制度があるから、医療費の心配がすべて消えるわけではありません。

対象外になる費用もあります。

たとえば、

  • 入院中の食事代
  • 差額ベッド代
  • 先進医療
  • 自由診療
  • 家族の交通費
  • 入院中の日用品
  • 退院後の生活費

などです。

高額療養費制度は心強い制度ですが、医療費以外の出費まですべてカバーしてくれるわけではありません。

だからこそ、わが家では医療保険ではなく、使い道の自由な生活防衛資金で備えています。

生活防衛資金の考え方は、医療費だけでなく家計全体の安心にもつながります。

わが家が固定費を見直す中で生活防衛資金をどう考えたかは、一馬力家庭が固定費を見直した順番でも触れています。

医療保険料を固定費として見ている

わが家では、医療保険料を固定費として見ています。

固定費とは、毎月決まって出ていくお金のことです。

家計を軽くするには、この固定費をできるだけ小さくすることが大切です。

月3,000円でも30年で108万円

妻が入っていた医療保険は、掛け捨てで月3,000円ほどでした。

月3,000円と聞くと、そこまで大きな金額に感じないかもしれません。

でも、長く続けると意外と大きなお金になります。

月額保険料1年10年20年30年
3,000円36,000円360,000円720,000円1,080,000円

月3,000円でも、30年続けると108万円です。

もちろん、医療保険には安心感があります。

病気や入院があった時に、給付金を受け取れる可能性もあります。

ただ、わが家ではこう考えました。

使うか分からない医療保険に払い続けるより、自由に使えるお金として残したい。

医療保険は、何もなければ保険料が戻らない掛け捨て型も多いです。

一方で、現金として残しておけば、医療費だけでなく、生活費や教育費、投資にも使えます。

保険全体では平均額も意外と大きい

生命保険文化センターの2025年度調査では、生命保険・個人年金保険加入者の年間払込保険料は、全体平均で17.1万円とされています。

月額にすると、約14,250円です。

生命保険文化センターの「2025年度 生活保障に関する調査」では、年間払込保険料の平均は17.1万円とされています。
出典:公益財団法人 生命保険文化センター「生命保険の保険料は年間どれくらい払っている?」
確認日:2026年6月18日
https://www.jili.or.jp/lifeplan/houseeconomy/847.html

ただし、この金額は医療保険だけではありません。

生命保険、個人年金保険、医療特約などを含む金額です。

なので、「医療保険だけで月14,000円以上かかる」という意味ではありません。

ここは混同しないように注意が必要です。

それでも、保険は一度入ると、毎月ずっと出ていく固定費になりやすいです。

わが家では、保険料をひとつずつ見直すことで、家計の自由度を高めたいと考えています。

固定費を下げると、毎月の家計が少し楽になります。

その余白が、生活防衛資金や新NISAへの積立につながります。

固定費の見直し方は、一馬力家庭が固定費を見直した順番にまとめています。

パートナーが保険をやめるのに反対する場合

医療保険を見直したいと思っても、家族の意見が合わないこともあります。

特に一馬力家庭だと、

「保険に入っておくのが当たり前」

「子どももいるのに、保険をやめるなんて不安」

「何かあったらどうするの?」

と感じるのは自然なことです。

わが家もそうでした。

妻は結婚前から、掛け捨ての医療保険に月3,000円ほど入っていました。

正直なところ、僕は最初から「この医療保険はなくてもいいのでは?」と思っていました。

でも、いきなり、

「この保険いらないよ」

「解約しよう」

とは言いませんでした。

なぜなら、保険はお金の問題だけではなく、安心感の問題でもあるからです。

いきなり解約を迫らない

保険の話で大切なのは、正しさで押し切らないことだと思っています。

こちらが高額療養費制度を知っていても、相手にとっては、

「でも不安」

という気持ちがあります。

その不安を無視して、

「制度があるから大丈夫」

「保険料がもったいない」

と言ってしまうと、話し合いではなく説得になってしまいます。

わが家では、すぐに解約するのではなく、少しずつ話しました。

話した内容は、主にこの4つです。

  • 高額療養費制度があること
  • 医療費は現金貯金でも備えられること
  • 毎月の保険料が将来いくらになるか
  • 浮いたお金をどう使うか

この話を、一度で終わらせるのではなく、家計の話をするタイミングで少しずつ共有しました。

結果的に、妻が医療保険を見直すまでに2年近くかかりました。

でも、時間をかけたことで、最終的には納得して見直すことができました。

浮いた保険料は妻の新NISAへ

保険を見直す時は、

「やめたら月3,000円浮くよ」

だけでは、あまり前向きな話になりません。

大切なのは、浮いたお金をどう使うかまで一緒に考えることです。

わが家の場合は、浮いた保険料を妻の新NISAに回すことにしました。

たとえば、月3,000円を20年間積み立てると、元本だけで72万円になります。

もし年5%で運用できた場合、20年後には約123万円になります。

もちろん、投資なのでこの利回りが保証されるわけではありません。

元本割れする時期もあります。

それでも、わが家にとっては、

  • 医療費は高額療養費制度と現金で備える
  • 浮いた保険料は将来の資産形成に回す
  • 妻名義の新NISAで家族の選択肢を増やす

という形の方が納得感がありました。

保険をやめることが目的ではありません。

家計全体で見て、より納得できるお金の置き場所に変えたという感覚です。

新NISAでの投資方針は、わが家ではシンプルに考えています。

難しい商品を選ぶより、長く続けやすい形にすることを大切にしています。

オルカン一本で考えている理由は、僕が新NISAをオルカン一本に決めた理由で詳しくまとめています。

医療保険と生命保険は分けて考える

ここで注意したいのは、医療保険と生命保険を同じように考えないことです。

医療保険は、入院や手術などの医療費に備える保険です。

一方で、生命保険は、万が一亡くなった時に家族の生活を守るための保険です。

特に一馬力家庭で子どもがいる場合、生命保険まで一気に不要と考えるのは危ない場合があります。

わが家でも、医療保険は不要と考えていますが、死亡保障や収入減への備えは別で考える必要があると思っています。

保険を見直す時は、

  • 医療費への備え
  • 収入減への備え
  • 死亡時の家族の生活費
  • 生活防衛資金の金額
  • 投資資産の状況

を分けて考えるのが大切です。

「保険は全部いらない」

ではなく、

どのリスクに、どの方法で備えるかを整理する

という考え方が合っていると思います。

相手の安心感を奪わない

夫婦で保険を見直す時に、一番大切なのは相手の安心感を奪わないことです。

自分にとっては不要な保険でも、相手にとっては安心材料になっているかもしれません。

だから、まずは相手の不安を聞く。

そのうえで、

「この部分は高額療養費制度で備えられそう」

「この部分は生活防衛資金で対応できそう」

「それでも不安な部分だけ保険を残そう」

と、少しずつ整理していくのがいいと思います。

わが家も、すぐに答えが出たわけではありません。

2年近くかかりました。

でも、その時間は無駄ではなかったと思っています。

保険をやめたこと以上に、夫婦で家計の考え方を共有できたことが大きかったです。

保険の見直しは、正解を押しつけるものではありません。

夫婦で家計の考え方をすり合わせる作業です。

焦らず、少しずつで大丈夫です。

一馬力家庭で本当に怖いのは医療費より収入減

医療保険を考える時、つい「入院費がいくらかかるか」に目が向きます。

でも、一馬力家庭で本当に大きいリスクは、医療費そのものよりも収入が減ることだと考えています。

医療費より生活費の方が大きい

入院や病気で働けなくなった場合、医療費だけでなく生活費もかかり続けます。

たとえば、

  • 住宅費
  • 食費
  • 通信費
  • 水道光熱費
  • 子どもの費用
  • 車関連費
  • 税金や社会保険料

などです。

医療費は高額療養費制度で上限を考えやすいです。

でも、生活費は毎月そのまま出ていきます。

一馬力家庭では、ここが大きなポイントです。

医療費にだけ備えるより、生活費を数か月分守れる状態を作る方が安心につながると感じています。

生活防衛資金は投資を続ける土台にもなる

生活防衛資金があれば、

  • 入院費を払える
  • 収入減にも対応しやすい
  • 投資商品を慌てて売らなくて済む
  • 家族の生活を守りやすい

という安心感があります。

特に、新NISAなどで投資をしている家庭ほど、生活防衛資金は大切です。

急な出費があった時に、暴落中の投資信託を売るのは避けたいからです。

生活防衛資金は、投資を続けるための土台でもあります。

家計簿や資産の推移を見える化しておくと、医療保険を見直す時にも話し合いやすくなります。

わが家の家計管理は、地方一馬力・家族3人の家計簿まとめ資産公開まとめで記録しています。

医療保険を検討した方がいい家庭

ここまで、わが家が医療保険に入らない理由を書いてきました。

ただし、すべての家庭に同じ考え方をすすめたいわけではありません。

医療保険を検討した方がいい家庭もあります。

生活防衛資金が少ない家庭

生活防衛資金がまだ少ない場合は、医療保険が安心材料になることがあります。

たとえば、

  • 貯金がほとんどない
  • 入院費を払うと生活費が足りなくなる
  • ボーナス頼みの家計になっている
  • クレジットカードの支払いが重い

という場合です。

この状態で医療保険をすべてやめると、逆に不安が強くなるかもしれません。

まずは、

  • 固定費を見直す
  • 少額でも貯金を始める
  • 生活防衛資金を作る
  • 保険は最低限にする

という順番がいいと思います。

貯金を取り崩すのが強いストレスになる家庭

お金の正解は、数字だけでは決まりません。

たとえ貯金があっても、病気の時に貯金を取り崩すことが強いストレスになる人もいます。

その場合は、医療保険に入ることで気持ちが楽になるかもしれません。

保険は、損得だけで考えるものではありません。

安心して暮らすための道具でもあります。

ただし、入りすぎには注意です。

大切なのは、家計を圧迫しない範囲で持つことです。

個室・先進医療・自由診療まで備えたい家庭

高額療養費制度は、公的医療保険の対象になる医療費を中心に自己負担を抑える制度です。

一方で、

  • 差額ベッド代
  • 先進医療
  • 自由診療

などは、制度でカバーしきれない部分があります。

ここまで備えたい場合は、医療保険や特約を検討する意味があります。

大切なのは、

「医療費が怖いから何となく入る」

ではなく、

「高額療養費制度で足りない部分に備えたい」

と整理することです。

わが家の医療費への備え方

わが家の考え方をまとめると、医療費への備えはこの順番です。

優先順位備え方理由
1公的制度を知る高額療養費制度で自己負担の上限を確認する
2生活防衛資金を持つ医療費以外の生活費にも使える
3固定費を下げる一馬力家庭の家計を軽くする
4長期投資を続ける将来の選択肢を増やす
5必要なら保険を検討する不安が残る部分だけ備える

わが家は、今のところ医療保険よりも生活防衛資金を優先しています。

ただ、今後もずっと同じとは限りません。

家族構成、資産状況、健康状態、制度変更によって、考え方は変わる可能性があります。

だからこそ、定期的に見直すことが大切です。

わが家では、45歳でサイドFIREを目指す中で、固定費を小さくしながら資産形成を続けています。

医療保険の見直しも、その一部です。

全体の流れは、地方一馬力・家族3人で45歳サイドFIREを目指すロードマップにまとめています。

医療保険に入らないことは、不安を放置することではない

医療保険に入っていないと言うと、

「何も備えていない」

と思われることがあります。

でも、わが家の感覚は少し違います。

医療保険に入らない代わりに、

  • 高額療養費制度を知る
  • 生活防衛資金を持つ
  • 固定費を下げる
  • 投資を続ける
  • 家計簿で毎月確認する

という形で備えています。

これは、不安を無視しているわけではありません。

不安を分解して、わが家に合う方法で備えているという感覚です。

一馬力家庭だからこそ、保険で安心を買う考え方もあります。

一方で、現金を厚くして、固定費を小さくする考え方もあります。

どちらが正しいではなく、どちらが自分の家計に合っているかです。

まとめ:医療保険に入る人は多い。でも、わが家に必要かは別で考える

この記事では、一馬力家庭のわが家が医療保険に入らない理由をまとめました。

ポイントは次のとおりです。

  • 民間の医療保険や医療特約に入っている人は多い
  • 個人全体では約3人に2人が医療保障を持っている
  • 2人以上の民保加入世帯では、医療保険・医療特約の世帯加入率は95.1%
  • だから「保険に入るのが当たり前」と感じるのは自然
  • ただし、みんなが入っているから自分たちにも必要とは限らない
  • 高額療養費制度により、医療費の自己負担には上限がある
  • ただし、食事代・差額ベッド代・自由診療などは対象外
  • 一馬力家庭で本当に怖いのは、医療費より収入減
  • パートナーが不安に感じる場合は、いきなり解約を迫らず少しずつ話す
  • 医療保険と生命保険は分けて考える

わが家も、妻の医療保険を見直すまでに2年近くかかりました。

でも、その時間は無駄ではなかったと思っています。

保険をやめたこと以上に、夫婦で家計の考え方を共有できたことが大きかったです。

医療保険に入るか、入らないか。

大切なのは、どちらが正しいかではありません。

家族が納得して、安心して暮らせる形を選ぶことだと思います。

一馬力家庭でも、できることをひとつずつ整えていけば大丈夫です。

焦らず、家計の土台を作っていきましょう。

次に読みたい記事

この記事を読んだあとに、次の内容もあわせて読むと、医療保険だけでなく家計全体の備え方が整理しやすくなります。

一馬力家庭が固定費を見直した順番

医療保険料は、毎月出ていく固定費のひとつです。

保険だけでなく、通信費・サブスク・車・住宅費などを見直すと、家計の余白を作りやすくなります。

一馬力家庭が楽天モバイルを使う理由

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月数千円でも、長く続けると生活防衛資金や新NISAに回せるお金になります。

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わが家がシンプルにオルカン一本で考えている理由をまとめています。

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保険を見直すには、今の家計を見える化することが大切です。

わが家の年間生活費や月別支出をまとめています。

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生活防衛資金や投資資産を含めて、家計全体で備える考え方を整理できます。

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