こどもNISAで月5,000円|児童手当をコツコツ積み立てる理由
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※本記事は、わが家の投資方針をまとめたものです。特定の商品への投資をすすめるものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。
「子どものために投資したいけれど、月5,000円では少ないかな」
「児童手当をすべて投資しないと、意味がないのかな」
このように考える方もいると思います。
わが家では、子ども名義の口座でオルカンを運用しています。
投資に使うのは、児童手当の一部です。
金額は、毎月5,000円。年間6万円です。
決して大きな金額ではありません。
それでも僕は、月5,000円を児童手当の支給対象である高校生年代まで、淡々と投資していくつもりです。
2026年までは、子ども名義の未成年口座で運用しています。
2027年にこどもNISAが始まった後は、未成年口座で保有しているオルカンを売却し、こどもNISAで買い直す方針です。
その後は、毎月5,000円の自動積立を設定します。
僕が子どもに伝えたいのは、大きな金額を一度に投資する方法ではありません。
月5,000円でも、長い時間をかければ資産を育てられることです。
「毎月5,000円しか入れていない」
それでも、これだけ増えた。
だから、少額でも続ける意味はある。
将来、実際の口座を見せながら、そう伝えたいと思っています。
- 結論|児童手当から月5,000円を淡々と投資します
- 月5,000円でも意味があると伝えたい
- 児童手当のすべてを投資するわけではありません
- 児童手当が出る間は月5,000円を続ける
- 2027年からこどもNISAが始まる
- 制度開始後は未成年口座のオルカンを売却します
- こどもNISAでは毎月5,000円を自動積立する
- 年初一括ではなく毎月積立に戻す理由
- 毎月5,000円を18年間運用するといくらになる?
- 元本割れのリスクがあっても続けます
- 子ども口座でもオルカンを選ぶ理由
- この口座は子どもの金融教育にも使います
- このお金は教育費ではなく人生の選択肢にする
- 子ども名義で投資するときの注意点
- まとめ|月5,000円でも時間をかければ意味がある
結論|児童手当から月5,000円を淡々と投資します

わが家の子ども口座に対する投資方針は、次のとおりです。
| 項目 | わが家の方針 |
|---|---|
| 口座名義 | 子ども名義 |
| 投資商品 | オルカン |
| 投資額 | 毎月5,000円 |
| 年間投資額 | 年6万円 |
| 原資 | 児童手当の一部 |
| 2026年まで | 課税される未成年口座 |
| 2027年以降 | こどもNISA |
| 投資方法 | 毎月の自動積立 |
| 投資期間 | 児童手当が支給される高校生年代まで |
| 主な目的 | 将来の選択肢と金融教育 |
2026年は、管理の手間を減らすため、年初に6万円を一括投資しています。
しかし、こどもNISAが始まった後は、毎月5,000円の積立へ戻す方針です。
自動積立でも、入金や残高の管理には多少の手間がかかります。
それでも、毎月少しずつ買い続ける過程を残すことに意味があると考えました。
月5,000円を入れ、オルカンを買い、時間をかけて育てる。
このシンプルな投資を、児童手当が支給される間は続けます。
月5,000円でも意味があると伝えたい

月5,000円という金額を見て、少ないと感じる人もいると思います。
NISAでは、数十万円、数百万円を投資している人の発信も多く見かけます。
そのため、毎月5,000円では意味がないように感じるかもしれません。
しかし、資産形成で大切なのは、投資額の大きさだけではありません。
少額でも、長く続けることには意味があります。
毎月5,000円を積み立てた場合、年間の元本は6万円です。
| 積立期間 | 元本 |
|---|---|
| 1年間 | 6万円 |
| 5年間 | 30万円 |
| 10年間 | 60万円 |
| 15年間 | 90万円 |
| 18年間 | 108万円 |
毎月の金額は小さくても、18年間続ければ元本は108万円になります。
さらに、投資したお金には運用期間があります。
早い時期に投資した5,000円ほど、長く運用されます。
もちろん、オルカンは元本保証ではありません。
18年後に必ず増えているわけでもありません。
それでも僕は、月5,000円を続けます。
理由は、無理なく家計から出せる金額だからです。
そして、少額を長期間積み上げた結果を、子どもに見せたいからです。
「お金持ちだから投資できた」
「最初から大きなお金があったから増えた」
そうではありません。
児童手当から毎月5,000円だけを取り分け、長い時間をかけて積み立てた。
その事実を、実際の運用結果と一緒に伝えたいと思っています。
新NISAも、満額投資をする必要はありません。
少額投資については、新NISAは満額投資が必要?300万円でも十分に意味がある理由でもまとめています。
児童手当のすべてを投資するわけではありません

わが家が投資するのは、児童手当の一部です。
児童手当は、0歳から高校生年代までの子どもを養育している人が対象です。
支給額は、子どもの年齢や人数によって異なります。
| 子どもの年齢・区分 | 児童手当の月額 |
|---|---|
| 3歳未満・第1子、第2子 | 1万5,000円 |
| 3歳以上・高校生年代まで・第1子、第2子 | 1万円 |
| 0歳から高校生年代まで・第3子以降 | 3万円 |
児童手当は、3歳未満の第1子・第2子が月1万5,000円、3歳以上高校生年代までが月1万円です。第3子以降は月3万円です。
出典:こども家庭庁「児童手当制度のご案内」
確認日:2026年7月22日
わが家の場合、投資に回す金額は、年齢にかかわらず月5,000円です。
第1子または第2子の場合、児童手当の使い方は次のイメージになります。
| 年齢 | 児童手当 | 投資する金額 | 今の子育てに残す金額 |
|---|---|---|---|
| 3歳未満 | 1万5,000円 | 5,000円 | 1万円 |
| 3歳以上・高校生年代まで | 1万円 | 5,000円 | 5,000円 |
3歳未満では、児童手当の約3分の1を投資します。
3歳以上では、児童手当の半分を投資します。
残りは、今の子育てに使えるお金として残します。
子どもには、今もお金がかかります。
- おむつや衣類
- 食事
- 保育料
- おもちゃや絵本
- 家族で出かけるお金
- 教育費の準備
将来のために投資することは大切です。
しかし、子どもが小さい今しかできない経験もあります。
児童手当をすべて投資して、今の生活を我慢するつもりはありません。
今の子育てにも使いながら、一部だけを将来へ回します。
児童手当のうち、月5,000円だけなら、家計への負担を抑えながら続けられると考えています。
児童手当が出る間は月5,000円を続ける
投資では、相場が下がると不安になります。
「今月は買わない方がよいのでは」
「もっと下がってから買った方がよいのでは」
このように考えることもあると思います。
しかし、子ども口座では、相場を見ながら投資額を変えるつもりはありません。
児童手当が支給されている間は、毎月5,000円を入れます。
相場が上がっていても、下がっていても同じです。
値下がりしているときも、淡々とオルカンを買います。
もちろん、家計が大きく変わり、生活が難しくなった場合は別です。
生活費や緊急時の現金を削ってまで投資するつもりはありません。
ただし、通常どおり児童手当を受け取れている間は、その一部である5,000円を投資し続けます。
元本割れの可能性があるからといって、毎月の積立をためらうつもりはありません。
値上がりも値下がりも含めて、長期間の投資だからです。
投資時期を当てるのではなく、時間をかけて買い続けます。
これが、わが家の子ども投資の本筋です。
2027年からこどもNISAが始まる
2027年1月1日から、0~17歳もNISAのつみたて投資枠を利用できるようになります。
一般的には「こどもNISA」と呼ばれていますが、制度上は0~17歳向けのつみたて投資枠です。
主な内容は次のとおりです。
| 項目 | 0~17歳向けNISA |
|---|---|
| 開始時期 | 2027年1月1日 |
| 対象年齢 | 0~17歳 |
| 利用できる投資枠 | つみたて投資枠 |
| 年間投資枠 | 60万円 |
| 非課税保有限度額 | 600万円 |
| 投資方法 | 定期かつ継続的な投資 |
| 投資対象 | 長期・積立・分散投資に適した一定の投資信託 |
| 18歳以降 | 成人向けNISAへ移行 |
0~17歳向けのつみたて投資枠は、2027年1月1日から適用されます。年間投資枠は60万円、非課税保有限度額は600万円です。
出典:国税庁「令和8年度税制改正のあらまし」
確認日:2026年7月22日
年間投資枠は60万円ですが、わが家が投資するのは年6万円です。
利用するのは、年間投資枠の10分の1だけです。
NISAだからといって、年間60万円をすべて投資する必要はありません。
月5,000円でも、運用益が非課税になるメリットを受けられます。
わが家にとって重要なのは、非課税枠を埋めることではありません。
無理のない金額を、長く続けることです。
制度開始後は未成年口座のオルカンを売却します

2026年現在、わが家は子ども名義の未成年口座でオルカンを保有しています。
現在の未成年口座は、NISAではありません。
そのため、売却して利益が出た場合は、利益部分に税金がかかります。
こどもNISAが始まっても、課税口座で持っているオルカンを、そのままNISAへ移すことはできません。
いったん売却し、NISA口座で新しく買い直す必要があります。
わが家では、次の流れを予定しています。
- こどもNISA口座を開設する
- 未成年口座のオルカンを売却する
- 売却代金をこどもNISA口座へ入金する
- こどもNISAでオルカンを買い直す
- 毎月5,000円の自動積立を設定する
現在の課税口座分は、そのまま残さず、こどもNISAへまとめる方針です。
口座を1つにまとめた方が、子どもにも説明しやすくなります。
将来、運用結果を確認するときも、元本や評価額を把握しやすくなります。
売却時に利益があれば税金がかかる
課税口座のオルカンを売却したときに利益が出ている場合は、原則として利益部分に20.315%の税金がかかります。
たとえば、元本10万円が12万円になっている場合、利益は2万円です。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 売却金額 | 12万円 |
| 元本 | 10万円 |
| 利益 | 2万円 |
| 税金の目安 | 約4,063円 |
| 税引き後の受取額 | 約11万5,937円 |
※単純計算です。口座区分やほかの取引によって、実際の税額は異なる場合があります。
税金がかかったとしても、その後の長期運用をNISAへまとめるメリットはあると考えています。
ただし、売却から買い直しまでの間に、価格が動く可能性があります。
また、売却時の評価額が年間投資枠の60万円を超えている場合は、1年間ですべて買い直せない可能性があります。
実際の売却時期や買い直し方法は、利用する証券会社のサービス内容を確認して決めます。
課税口座で保有している商品を、NISA口座へ直接移すことはできません。
出典:日本証券業協会「2024年以降のNISAに関するQ&A」
確認日:2026年7月22日
こどもNISAでは毎月5,000円を自動積立する
こどもNISAへ買い直した後は、毎月5,000円の積立を始めます。
子育て中は、仕事、家事、育児で忙しくなります。
毎月手作業で入金し、オルカンを購入するのは大変です。
そのため、証券会社や銀行で利用できる機能を使い、できる限り自動化します。
- 定額の自動入金
- 投資信託の自動積立
- 毎月同じ日に購入
- 年に1回だけ積立設定を確認
- 年末に元本と評価額を記録
完全に手間がなくなるわけではありません。
子ども名義の口座なので、親名義のNISAとは異なる手続きが必要になる可能性もあります。
それでも、最初に設定を済ませれば、毎月の購入は自動化できると考えています。
相場を確認して、購入するかどうかを毎月判断することもしません。
毎月5,000円を入れ、オルカンを買う。
この流れを仕組みにします。
年初一括ではなく毎月積立に戻す理由
2026年は、手間を減らすために年初一括で6万円を投資しました。
年初に6万円を投資すれば、残りの期間は何もする必要がありません。
管理方法としては、とても楽です。
それでも、こどもNISAが始まった後は、毎月5,000円の積立へ戻します。
理由は、次の3つです。
児童手当から少しずつ投資する流れが分かりやすい
わが家の子ども投資は、児童手当の一部を使う方針です。
児童手当を受け取り、その中から5,000円を投資する。
この流れを毎月続ける方が、投資の目的が分かりやすくなります。
一度に大きな金額を入れるのではありません。
日々の子育てを支える児童手当から、少しだけ将来へ回します。
購入時期を分散できる
毎月積立では、オルカンを買う時期が分かれます。
価格が高い月もあれば、安い月もあります。
毎月同じ金額を買うことで、高いときには少なく、安いときには多く購入する形になります。
ただし、毎月積立をすれば必ず利益が出るわけではありません。
購入時期を分けても、元本割れする可能性はあります。
それでも、年に一度の価格を気にせず、淡々と続けやすくなります。
少額を続けた記録を子どもに残せる
僕が毎月積立へ戻す一番の理由です。
将来、子どもに口座を見せたときに、こう伝えたいと思っています。
「毎月5,000円だけ積み立ててきたよ」
「大きなお金を一度に入れたわけではないよ」
「少しずつでも、長く続けるとここまで増えたよ」
運用結果が大きく増えているとは限りません。
元本に近い可能性もあります。
一時的に元本割れしている可能性もあります。
それでも、毎月5,000円を積み上げてきた記録は残ります。
少額投資と時間の力を、自分名義の口座で体験してもらうことに意味があります。
毎月5,000円を18年間運用するといくらになる?
毎月5,000円を18年間積み立てた場合、元本は108万円です。
運用しなければ、18年後も108万円です。
一定の利回りで運用できた場合の単純なシミュレーションは、次のとおりです。
| 想定利回り | 18年後の金額 | 元本との差額 |
|---|---|---|
| 0% | 108万円 | 0万円 |
| 年3% | 約142万円 | 約34万円 |
| 年5% | 約173万円 | 約65万円 |
| 年7% | 約210万円 | 約102万円 |
※毎月5,000円を18年間積み立てた単純試算です。
※毎年一定の利回りで運用できることを保証するものではありません。
※実際の金額は、積立開始時期、購入日、値動き、信託報酬などによって変わります。
年5%で運用できた場合、18年後は約173万円です。
元本108万円に対して、約65万円増える計算になります。
しかし、わが家では、173万円になることを前提に将来設計をするつもりはありません。
年7%で増えることも期待していません。
元本108万円を積み立てられれば、それだけでも十分です。
運用によって増えていたら、ありがたい。
このくらいの気持ちで続けます。
大切なのは、将来の金額を当てることではありません。
月5,000円でも、時間をかければまとまった資産になる可能性があることです。
元本割れのリスクがあっても続けます
オルカンは、元本保証の商品ではありません。
世界中の企業に分散投資していても、株式市場全体が下がれば評価額も下がります。
数年間、元本割れが続く可能性もあります。
子どもが18歳になる直前に、株価が暴落する可能性もあります。
それでも僕は、児童手当のうち月5,000円を投資し続けます。
理由は、近いうちに必ず使うお金ではないからです。
この口座は、大学の入学金や授業料として必ず使う予定のお金ではありません。
教育費は、別に準備する方針です。
| お金の目的 | 主な準備方法 |
|---|---|
| 今の子育て費 | 児童手当の残りと家計 |
| 数年以内に使うお金 | 現金 |
| 大学などの教育費 | 預貯金を中心に準備 |
| 成人後の選択肢 | 子ども名義のオルカン |
| 親の老後・サイドFIRE | 親名義の運用資産 |
必要な時期が決まっているお金を、すべてオルカンへ入れるのは不安があります。
一方、成人後の選択肢として使うお金なら、相場が悪いときに無理に売る必要はありません。
そのまま運用を続けることもできます。
元本割れのリスクは理解しています。
そのうえで、児童手当の一部を使い、長期間投資します。
子ども口座でもオルカンを選ぶ理由
わが家が子ども口座でもオルカンを選ぶ理由は、次の3つです。
- 世界中の企業へ分散できる
- 長期運用と相性がよい
- 子どもにも説明しやすい
世界中の企業へ分散できる
オルカンは、全世界株式へまとめて投資できる投資信託です。
日本だけでなく、アメリカ、ヨーロッパ、新興国などの企業へ分散投資できます。
子どもが大人になる頃、どの国や企業が成長しているかは分かりません。
特定の国や企業を予想するのではなく、世界全体へ投資します。
長期間保有しやすい
子ども投資では、10年以上の運用期間を確保できます。
短期的な値動きを予想する必要はありません。
相場が下がっても、毎月5,000円を積み立てます。
世界経済全体の成長を期待しながら、長期間保有する方針です。
子どもにも説明しやすい
オルカンは、子どもにも比較的説明しやすい商品です。
「世界中の会社を少しずつ持っている」
最初は、このくらいの説明でよいと思っています。
個別株を何銘柄も保有するより、管理も簡単です。
親が管理しやすく、子どもにも引き継ぎやすい。
これも、オルカンを選ぶ理由です。
わが家が新NISAでもオルカンを中心にしている理由は、新NISAはオルカンのみでいい?オルカン一本ブログの実践記で詳しく紹介しています。
この口座は子どもの金融教育にも使います
この口座は、子どもの将来資金を作るだけのものではありません。
子どもがお金について学ぶための教材にもしたいと考えています。
子どもが小さいうちは、親が口座を管理します。
10歳頃から、少しずつ口座の状況を一緒に確認する予定です。
| 年齢の目安 | 一緒に確認したいこと |
|---|---|
| 0~9歳 | 親が毎月5,000円を積み立てる |
| 10~12歳 | 元本と評価額を一緒に見る |
| 13~15歳 | 利益や元本割れについて説明する |
| 16~17歳 | 今後の運用や使い道を話し合う |
| 18歳以降 | 本人を中心に管理する |
伝えたいのは、投資で大きく儲ける方法ではありません。
- お金は使うだけでなく残すこともできる
- 少額でも長く続ければ積み上がる
- 投資は増える年も減る年もある
- 元本割れすることもある
- お金は人生の選択肢を増やす道具になる
こうしたことを、自分名義の口座を見ながら学んでほしいと思っています。
「月5,000円しか投資していない」
それでも、何年も続ければ元本は増えていきます。
運用が順調なら、運用益も加わります。
その一方で、相場が悪ければ評価額は下がります。
増えた時期も、減った時期も、一緒に確認します。
結果だけでなく、積み立ててきた過程も伝えたいです。
このお金は教育費ではなく人生の選択肢にする
子ども口座のオルカンは、基本的に大学の学費として使う予定はありません。
教育費は、親が別に準備したいと考えています。
この口座は、子どもが大人になった後の選択肢を増やすためのお金です。
たとえば、次のような使い道があります。
- 一人暮らしを始める
- 海外へ行く
- 資格や技術を学ぶ
- 車やパソコンを買う
- やりたい仕事に挑戦する
- 小さく事業を始める
- そのまま投資を続ける
18歳になった瞬間に、自由に使ってよいと考えているわけではありません。
なぜ月5,000円を積み立てたのか。
なぜオルカンを選んだのか。
どのような値動きがあったのか。
このお金を何に使いたいのか。
親子で話し合ったうえで、引き継ぎたいです。
子どもに渡したいのは、お金だけではありません。
お金をどのように使い、守り、育てるかを考える力です。
子ども名義で投資するときの注意点
子ども名義の投資には、注意点もあります。
元本割れする可能性がある
オルカンは元本保証ではありません。
積立期間が長くても、必ず増えるわけではありません。
必要な時期が決まっている教育費や生活費は、別に確保しておく必要があります。
課税口座の売却時には税金がかかることがある
未成年口座で利益が出ている場合、売却益には原則として税金がかかります。
税率は、所得税、復興特別所得税、住民税を合わせて20.315%です。
税金がかかるのは、売却金額のすべてではありません。
購入金額を上回った利益部分です。
上場株式等や公募投資信託の譲渡益には、原則として20.315%の税率が適用されます。
出典:国税庁「株式等を譲渡したときの課税」
確認日:2026年7月22日
贈与税は年間の合計額で考える
親のお金を子ども名義の口座へ移す場合は、贈与の扱いにも注意が必要です。
贈与税の基礎控除は、子どもが1年間に受け取った贈与の合計で年間110万円です。
わが家の投資額は年間6万円ですが、祖父母などから受け取った贈与がある場合は、合計して考える必要があります。
贈与税の基礎控除は、贈与をした人ごとではなく、贈与を受けた人ごとに年間110万円です。
出典:国税庁「複数の人から贈与を受けたとき」
確認日:2026年7月22日
税金の扱いは家庭によって異なるため、不安がある場合は税務署や税理士へ確認してください。
子どもの資産として管理する
子ども名義の口座へ入れたお金は、子どものための資産として管理します。
親の生活費が足りなくなったときに、自由に使う前提ではありません。
次の内容を記録しておく予定です。
- 毎月の入金額
- 投資した元本
- 購入した商品
- 年末時点の評価額
- 運用益または評価損
- 未成年口座からNISAへ買い直した記録
記録を残しておけば、将来子どもへ説明しやすくなります。
家族それぞれの名義で資産を作る考え方は、一馬力家庭の妻NISA方針|余剰資金で年72万円を入れる理由でも紹介しています。
まとめ|月5,000円でも時間をかければ意味がある

わが家では、児童手当の一部を使い、子ども名義でオルカンを運用しています。
今後の方針は次のとおりです。
- 児童手当から毎月5,000円を投資する
- 児童手当が支給される高校生年代まで続ける
- 2026年までは未成年口座で運用する
- 2027年に未成年口座のオルカンを売却する
- こどもNISAでオルカンを買い直す
- その後は毎月5,000円を自動積立する
- 相場が上がっても下がっても淡々と続ける
- 教育費は別に準備する
- 運用結果を子どもの金融教育に使う
月5,000円は、大きな投資額ではありません。
それでも、18年間続ければ元本は108万円です。
運用が順調なら、さらに増えている可能性があります。
もちろん、元本割れしている可能性もあります。
それでも僕は、児童手当の一部である月5,000円を、ためらわずに積み立てます。
児童手当をすべて投資するわけではありません。
今の子育てに使うお金も残します。
そのうえで、一部だけを子どもの将来へ回します。
大きなお金を一度に入れるのではなく、毎月少しずつ積み立てる。
時間をかけて、チマチマ続ける。
これが、わが家の子ども投資の本筋です。
将来、子どもに口座を見せながら伝えたいと思っています。
「毎月5,000円しか入れていなかったよ」
「それでも、長く続けたらここまで育ったよ」
「だから、少額でも続ける意味はあるよ」
子どもに残したいのは、まとまったお金だけではありません。
少額でも続けること、お金に働いてもらうこと、時間を味方につけること。
その経験も含めて、子どもへ引き継ぎます。
